第11回原子力安全合同シンポジウム

2025年12月24日(水)東京大学山上会館

趣旨:
東日本大震災以降も、北海道胆振東部地震や台風、豪雪・集中豪雨に起因する変動制再エネの出力低下に伴う停電も発生し、電力安定供給の必要性が増しております。ロシアのウクライナ侵略等による世界的なエネルギー価格急騰と円安による化石燃料輸入コストの急上昇や原発の防護など、エネルギー安全保障が極めて重要となりました。特に、再エネ賦課金による再エネ普及政策の下で、シェアを拡大した再生可能エネルギーの曇天無風出力低下に伴う電力需給ひっ迫により、首都大停電直前の状況も発生しました。2025年は酷暑と線状降水帯による水害などによる自然災害から原子力発電所、火力発電所、変電所や送電線をどのように守るか、危険予知も含めた検討が必要になりました。
また、国内に於いても原子力発電所の新規建設や建て替えの必要性も指摘されております。また、海外の大幅な経済発展に伴い、SMRやMMRなどの建設が米国で活発となり、国内メーカとしては輸出のチャンスが到来しました。今年度から開始されました「MMS/SMR・革新炉研究会」からも、そのような世界情勢をご紹介いただきます。
これらの状況を踏まえて、本年も原子力安全合同シンポジウムを開催致します。

日時: 2025年12月24日(水)10:00-17:00

場所: 東京大学 本郷キャンパス  山上会館大会議室
対面で実施します。ハイブリッド(オンライン)は実施しません。
参加費:無料、定員:100名

共催:
日本機械学会動力エネルギーシステム部門「より高い安全を目指した最適な原子力規制に関する研究会」
日本機械学会動力エネルギーシステム部門「震災・エネルギーインフラ臨時委員会」
日本保全学会「原子力安全規制関連検討会」
協賛:(予定)
原子力学会シニアネットワーク、EEE会議、エネルギー問題に発言する会

プログラム(敬称略):
 
10:00-10:10 全体趣旨説明 奈良林 直(東京科学大学)
日本機械学会 震災・エネルギーインフラ臨時委員会 
10:10-10:40 酷暑と線状降水帯などの自然災害と電力の安定供給 奈良林 直(東京科学大学)
日本機械学会 SMR/MMR/革新炉研究会 
10:40-11:05 NuScaleやAP1000などの海外建設状況と取り組みについて 小池 大介(IHI)
11:05-11:30 BWRX-300の建設決定と日立GEベルノバの貢献 木藤 和明(日立GEV)
【昼食】
我が国の規制検査におけるAI技術の活用
13:00-13:10 1. はじめに 岡本 孝司(東大)
13:10-13:50 2.NRCのAI適用に関する調査
 2.1 AIの原子力規制枠組みへの適用性評価 木下 康博(北陸電力)
 2.2 NRCのAI戦略計画 長谷川 和希(中国電力)
 2.3 AIに関する国際的な活動 明石 豊宇(四国電力)
 2.4 将来に向けての研究 平原 大輔(九州電力)
13:50-14:20 【基調講演】 原子力規制分野におけるAI活用に向けた取組 神谷 考司(規制庁)
【休憩】
3.規制審査へのAI活用事例
14:30-14:45 3.1 医療分野 西 優弥(東芝ESS)
14:45-15:00 3.2 自動車分野 小川 雪郎(日立GEV)
15:00-15:15 3.3 航空分野 山 陽爾(三菱重工業)
【休憩】
15:30-15:50 4.1 原子力発電所の保全とAI活用 奈良林 直(東京科学大)
15:50-16:10 4.2 AIを活用した保全活動とOLMの具体例 今野 隆博(日立GEV)
16:10-17:00  総合討論 (司会 岡本、奈良林)

連絡先:
東京科学大学 奈良林直
東京大学工学系研究科 岡本孝司
symp@rop.tokyo

参加申込方法
googleフォームで登録ください。

合同シンポジウム実行委員会 E-mail:symp@rop.tokyo

過去の開催実績
第1回原子力安全合同シンポジウム(2016年1月28日開催)
第2回原子力安全合同シンポジウム(2017年3月3日開催)
第3回原子力安全合同シンポジウム(2017年12月22日開催)
第4回原子力安全合同シンポジウム(2018年12月21日開催)
第5回原子力安全合同シンポジウム(2019年12月24日開催)
第6回原子力安全合同シンポジウム(2020年12月25日開催)
第7回原子力安全合同シンポジウム(2021年12月23日開催)
第8回原子力安全合同シンポジウム(2022年12月22日開催)
第9回原子力安全合同シンポジウム(2023年12月25日開催)
第10回原子力安全合同シンポジウム(2024年12月24日開催)